NTT東日本 B Flet's (FTTH)接続サービスを導入しました。ニューファミリータイプからベーシックタイプへ移行しました。これから利用される方に有益な情報提供になればと思い公開致しますが、至らぬ点は何卒御容赦下さい。

1.NTT東日本 B Flet's ニューファミリータイプの概要

 NTT東日本 B Flet's ニューファミリータイプ は、100Mbps のアクセスラインを複数のユーザでシェアリングする接続サービスです。インターネットに接続する為には別途 ISP との接続契約が必要です。

 加入者光ファイバで最寄の管轄電話局までは独立線ニューファミリータイプは局内で8分岐、局外で4分岐で、収容局内で地域IP網に接続する段階でアクセスラインをシェアリングするようです。(2003/01/24 訂正・追記)

 サポートする通信プロトコルは PPPoE で、2セッションまで接続可能です。1セッションを ISP とのインターネット接続に利用し、もう1セッションを Flet's の無料コンテンツサービスであるフレッツスクエアに接続する事を主に想定しているようですが、当然2つの ISP との接続にも利用可能です。

 B Flet's ニューファミリータイプ も他の Flet's 接続サービスと同様にフレッツスクエアという無料コンテンツを利用できます。これは案外馬鹿にできない内容で、特に私のような30代のガンダムファン層にはたまらない、ガンダムSEED のブロードバンド配信があり、毎週のTV放送の翌日0時に内容が更新されるのですが、忙しくてTV放送を見逃した場合などは本当に有り難いです(笑


2.Bフレッツ 導入〜工事まで編〜

 昨年(平成14年)の11月某日、『緊急案内!(ビックリマーク付・しかも右上がり)』という片面白黒LBP印刷で見るからに怪しいわら半紙の紙切れがポストに入っており、内容は『皆様がお住まいの地域で、まもなく光サービスが開始されることをご存知ですか?』という文章に始り、要するにNTTのBフレッツが開通するけど、事前受付の更にフライングの仮登録をしませんか?という内容でした。こんな怪しい文面で誰が電話なんかするの〜? そう思った 60ns 後、私は受話器を握り締め、0120 に始るその電話番号にかけてました・・・。(^^;

 どうやら電話の先はNTTのサービス取次ぎ代理店のようです。この類の代理店はそれこそ星の数程あって、1件の契約締結で数千円の報酬があるという、一見怪しいのですが、まともにやって儲かる商売なので普通は『普通』で、問題は起きませんが、皆さんはお気をつけ下さい。それにしても、そのような代理店に1件で数千円払うなら、消費者に対して数千円まけてくれればいいのに〜NTTさん。

 さぁ、Bフレッツの契約を取れば1件で5000円です。電話の先のおねーさんは真剣です。が、私は更に真剣なので余計な問答は一切不要です。営業トークを始めそうになったので、『そんな事はいいです〜。』『ニューファミリー。』『住所。』『電話番号。』『ありがとう御座いました〜。』『頑張ります〜。』おわり〜(^^)。結果、地域電話局での申し込み番号0001にノミネートされました。あのおねーさん、本気と書いてマジですね・・・。

 後日さっそく、受付順だという現地調査にNTT−MEの人達がやってきました。『申し込み番号1番じゃないですかーどうやったんですかー』と笑顔で光ファイバを通す配管を調べるオジサン達(私もオジサンですが笑)。賃貸のアパートなのですが、どうやら建物の配管は2本あり1本は丸っきり使ってなくて、とても余裕があるようでNTT−MEのオジサンは終始ご満悦でした。自分達が工事するので配線が楽だと嬉しいのかも知れません。技術屋さんですね〜。

 ここで一つ、ハードルが登場します。建物のMDFボックスに小型のクロージャを設置したいから大家さんの許可を貰ってくれとの事。『10cm四方の小さいものだからと説明して下さい。』だって、あー私がハンコ貰いに行かなきゃダメなのね〜。その日のうちにアパートの大家さんにNTT−MEの人に言われたまま営業トーク。即OK、大家さん懐が深い。


 それから半月程経った12/25。クリスマスイブの次の日はクリスマスですね。そのクリスマスの日に何やらアパートのすぐ側で工事車両が行ったり来たりしています。何と光ファイバの敷設工事だそうです。竿でローラをガイドワイヤに引っ掛けて、それから一気に光ファイバを通すようです。豪快な工事です・・・。

 それに前後してNTTの方から宅内工事の日取りを決めたいとの電話がありました。結局年明けの1/16に工事を行い、実際に利用できるのは1/20からという事になりました。


 宅内工事当日、いつの間にかMDFまでの光ファイバ敷設工事は完了していて、しっかり小型クロージャが設置されてました。ところで、ぜんぜん10cm四方の大きさより大きいんじゃ・・と思ったのですが、これ一つで建物の入居数全てをカバーできるので問題無いのだそうです。良かった・・他の人に迷惑掛けなくて・・(^^;集合住宅は辛いよ〜ぉ。

 でも、前向きに考えてみれば、この建物で私が先陣を切ったから次の導入はスムーズにゆく訳で、インターネット対応物件として満室御礼か!?・・・でも郊外の家族向け物件として既に満室で単身者は実は私だけというw寂しいのぉ〜(爆


 ONU という光回線用モデムの設置工事はものの十分程度で済みました。実は私はBフレッツの工事はこれまでに友人の回線敷設で見た事がありまして、今回も全く同じ工程で行ってましたが、小型クロージャから宅内に引き込むケーブルが若干違ったのが印象的でした。



友人宅のBフレッツベーシック導入工事記録

 さて、工事の方は全て完了したのですが、光の信号が全く届きません。これはおかしいという事で工事担当の方はNTTに電話して何やら議論を始めました。結局、NTT側で調べないと分からないとの事で数時間後再び来てくれる事になりました。

 数時間後、再び工事の人現る。きちんと信号が来ているようで、減衰は 12.5db だそうです。友達の所では 12.23db でしたが、普通の数値なのでしょうか。工事の人が持ってきたノートパソコンで回線速度を計測すると『42.37Mbpsです!』だそうです。6割出れば及第点かなと思っていた私は少しションボリ。でも工事の人曰く、このパソコンではいつもこの位だとの事でした。


 ONU の電源は AC アダプタで取るようになっているのですが、壁にブラブラしていると何かと心配です。なので、壁に AC アダプタを内蔵してしまいました。電気工事師の友達が居て良かったです。AC アダプタは若干ですが発熱しますので、放熱対策、湿気対策がきちんとできないと危険ですので、専門の知識が無い場合は同様の事は避けて下さいませ。当然ですが、電力線に直接触れなければならない工事は資格者が行わないといけません。

 一部同様の趣味のある方で貼ってあるシールの意味を御存知の方は笑って許して下さいね。(^^;

 ONU を設置してある居間からルータ兼サーバを設置してある納戸までは20mのイーサネットケーブルを引いています。そんなに広い部屋ではないのですが、なるべくなら足を引っ掛けるなどしてトラブルを起したくないもので色々と迂回させていたらその距離になってしまいました。

 更に、ルータ兼サーバから普段使う端末までは15mのイーサネットケーブルで接続しています。イーサネットケーブルが短い方が通信エラーが少なくて済むという事もあるようなので、ちょっと怠惰な感が否めませんが、賃貸アパートなのであまり手を入れる訳にも行かず仕方がありませんです・・・。


3.Bフレッツ 導入〜フレッツスクエア編〜

 工事は無事終了。工事の人曰く1/20まではインターネットには繋がらないが、フレッツスクエアはずっと使えるとの事。噂に聞くガンダムSEED は見れるのかと少しニンマリ。早速、ルータの設定を変更してフレッツスクエアへの接続を試してみました。

Internet:
Destination        Gateway            Flags    Refs      Use  Netif Expire
default            61.22.**.**        UGSc        9  5051552   sis0
61.**.**/22        link#1             UC          2        0   sis0
61.**.**.1         0:0:77:93:**:42    UHLW        7        0   sis0    981
61.**.**.**        link#1             UHLW        2    27138   sis0
127.0.0.1          127.0.0.1          UH          2     1801    lo0
172.26             172.26.**.***      UGSc        0        0   tun1
172.26.**.***      172.26.***.**      UH          1        0   tun1
192.168.**         link#2             UC          4        0    de0
192.168.**.**      0:1:3:d2:**:c1     UHLW        6   199315    de0   1027
192.168.**.**      0:90:cc:f:**:36    UHLW        0     6922    lo0
192.168.**.**      ff:ff:ff:ff:ff:ff  UHLWb       2    15041    de0

 私が使っているルータは一般的な専用機器として売られているもの(opt90とか)ではなく、古くなって余ったPCを利用して動作させています。FreeBSD という OS をインストールしてあって、きちんと設定さえすればネットワークの事なら基本的にできない事はないはずなので、インターネットへの接続はその時点でまだ利用中だった J-COM を利用して、フレッツスクエアへの接続のみBフレッツの回線を利用するように設定してみました。

 この時のネットワークの物理的な構成は WAN 側のインターフェイスは sis0 の一つのみで、その先にスイッチング HUB を接続する事で、論理的に異なる通信経路を J-COM の DHCP イーサネット接続と PPP 用に確保しました。PPP のセッションを確立する際は PPP の接続を待っている所を PPP クライアントが(この場合は user-ppp が)自動的に検出して接続フェーズを開始してくれます。特別な仕組みは必要としません。

ping 172.26.**.**
PING 172.26.**.** (172.26.**.**): 56 data bytes
64 bytes from 172.26.**.**: icmp_seq=0 ttl=255 time=2.567 ms
64 bytes from 172.26.**.**: icmp_seq=1 ttl=255 time=2.044 ms
64 bytes from 172.26.**.**: icmp_seq=2 ttl=255 time=1.877 ms
64 bytes from 172.26.**.**: icmp_seq=3 ttl=255 time=1.759 ms
64 bytes from 172.26.**.**: icmp_seq=4 ttl=255 time=2.042 ms
64 bytes from 172.26.**.**: icmp_seq=5 ttl=255 time=1.832 ms

 どうやらちゃんと繋がったようです。それでは早速〜。


 あー満足。してはいけません(笑 BフレッツはガンダムSEED 専用ではありませんよ〜。その後友達からプロバイダを介した接続状況がどうなのかとの問い合わせがあり、もしかしたらもう繋がるかも?と淡い期待を込めて今度はプロバイダへの接続を試してみました。


4.Bフレッツ 導入〜プロバイダ接続編〜

 安価なプロバイダの多くは料金が月極めで日割り計算はしてくれません。ならば数日間使えなくても同じなので BB.excite. を試しに契約してみました。

# ppp -unit0 bbexcite
Working in interactive mode
Using interface: tun0
ppp on saki>dial
ppp on saki>
Ppp on saki>
PPp on saki>
PPP on saki>

 繋がってるし・・・(^^; まだ1/18日ですが、どうやら既に地域IP網から各プロバイダへの接続は可能なようです。

 この時のネットワーク構成は J-COM の DHCP イーサネット接続を論理的に切断し、tun0 の論理インターフェイスに BB.excite. のインターネット接続セッションを、tun1 の論理インターフェイスにフレッツスクエアのセッションを持ち、俗に言うマルチセッション接続となっています。上記ではインタラクティブモードで PPP セッションをテストしてますが、user-ppp をデーモンとして起動させます。(-ddial)

 正しくルーティングを行い、パケットフィルタを正しく設定し、名前解決のお膳立てを用意すれば、通常のインターネット接続とフレッツスクエアの接続をシームレスに利用する事ができます。

 NAT(NAPT・IP masquerade)の仕組みはそれぞれのネットワーク向けに合計2つ用意します。

 私は user-ppp + ipfw + natd という組み合わせで利用しています。

 以下の回線速度テスト結果を見て頂きたいのですが、端末から PPP プロトコルを生成・送信させる負担を取り除いてやる事で、10Mbps のスループット向上という結果が得られました。実際のネットアクセス利用ではスループット数値以上のレスポンスの違いとして表れます。

 端末マシンからフレッツ接続ツールを使用してのフレッツスクエアでの測定結果↓


 ルータを介した接続でのフレッツスクエアでの測定結果↓


 ルータを介したインターネット上での測定結果1↓


 同上の測定結果2↓

測定サイト  http://www.bspeedtest.com/ v2.2.1
測定時刻  2003/01/18 14:36:37
回線種類/線路長 FTTH/-
キャリア/ISP  NTT Bフレッツ ニューファミリー/bb.Excite
ホスト1 WebArena(NTTPC) 44.9Mbps(9971kB,2.0秒)
ホスト2 AT-LINK(C&W IDC) NaNMbps(539kB,.2秒)
推定最大スループット 44.9Mbps(5616kB/s)
コメント NTT Bフレッツ ニューファミリーとしてはかなり速いです!おめでとうございます。(1/5)

 どうもスループットアップにはマシンスペックやその他に色々と技があるようです。このPCではこの位かなぁ。とりあえず、ルータがボトルネックになるような事が無くて良かったです〜。

ルータスペック:
PentiumIII600MHz Mem:128MB
端末スペック:
PentiumIII733MHz Mem:512MB NIC:3com905か何か
MTU:1454
RWIN:65044

 各種セキュリティの為のポートフィルタリングやウイルス対策ソフトを適用した状態で計測しています。


5.これまでの印象

 Bフレッツのような広帯域になると ADSL でもそうですが、プロバイダの選択が大切になってくるようです。BB.excite. の月々500円の接続プランは確かに安いですが、やはりそれには訳があるようで、上りの帯域が狭いです。調子の良い時で 10Mbps 出れば良いほうに感じます。私は仲間内のサーバのバックアップが目的なので、上り方向でのスループットを何とか確保したいです。

 今月も残りわずかなので、今月中はこれで様子を見て、来月からは別の ISP 契約にしたいと思います。


6.BB.excite.に見切りをつける

 BB.excite.のインターネット接続サービス(光500円コース)は、単位時間あたりの総計平均スループットについてはあまり不満を感じませんでしたが、どうにも我慢できないのが上り方向の『妙な引っ掛かり』です。TCP/TP のパケット通信では必ず、『送信要求(上り)』→『データ受信(下り)』というように、上り・下り双方向の情報のやりとりが必要です。送信要求を出さなければ通信相手にデータを送ってもらえません。その大切な上り方向の通信が一定間隔で送信できたり、できなかったりします。(日中はその設定が解除されるようです。)加えて混雑する時間帯には送信要求パケットが通信経路途中のどこかで行方不明になって消えて無くなってしまいます。これを一般的に『通信品質が悪い』と表現しますがまさにその通り(^^;上り方向の通信帯域を制御すれば主に端末利用が中心とされる動的IP接続利用者の全体的な利用帯域を予想しやすく、用意してある限られたバックボーンをより効率的に利用できるという理窟は分かりますが、やるならもっと上手くやって欲しいですよね。要するにバックボーンパンパンでやりようが無くて帯域制御で何とか誤魔化そうとしてるけどやっぱり無理。そんな感じなのでしょうか。例えこの推理が間違っていたとしても結果的に満足できるクオリティを提供できていない事は間違いないので、もう使いたいとは思いません。それとも、500円で切り売りできる上り帯域があれだけという事でしょうか。IIJ からの卸価格がどれだけなのかは分かりませんが、単純に割り算してそれを時間軸に当ててそのまま設定したという事なら、まぁそういう事になるのかも知れませんね。

 会員数が少ない時は特に何もしなかったけど、ここに来てそこそこ利用者が増えて対策が必要になったとも思えます。

 この『妙な引っ掛かり』なんですが、特に困るのが、手元のネットワークに DNS を置いて利用している場合、キャッシュする前の自身では知らない名前では必ず外部に問い合わせを行う事になるのですが、この問い合わせから名前解決に至るまでの通信に遅延やエラーがあると、その度に待たされる事になります。遅延ならまだましなのですが、問い合わせの上り方向の通信が途中でエラーになるとその通信がタイムアウトになってから再度問い合わせする事になりますので、より多くの時間待たされる事になります。こういう事があると、インターネットで調べ物をしていて色々なページに飛んで回る際に著しく時間を無駄にしますのでストレスが溜まります。

 また、plala の接続を介して秒間1MBytesの ftp アップロードができるサーバに BB.excite. でアップロードすると秒間80KBytesです。しかもそのアップロード先のサーバは同じ BB.excite. のベーシック接続固定IPのサーバ(私が管理しています)です。同じ IIJ のネットワーク内で他プロバイダからの通信よりも遅くなるなんて、意図的でないにしたらよほどの『障害』でも起きているのでしょうか?? 意図的にしても、障害発生しているにしても、どちらにせよ論外のクオリティですが。

 同じ BB.excite. で提供しているBフレッツ・ベーシックの固定IP接続サービスではそのような事は無いので、BB.excite. で提供している全てのサービスを否定しようとは思いませんが、こと光500円接続コースに限ってはもはや使えるレベルのサービスでは無いと酷評せざるを得ません。

 また、BB.excite. のBフレッツ・ベーシックの固定IP接続サービスでも若干問題なのが、『たまに切れる』現象が発生するという事です。フレッツ側では障害は関知しておらず、 PPP 接続ログには接続プロバイダからの切断メッセージが届いた旨記録があり、その事を BB.excite. のサポートに問い合わせたところ、一度は否定する旨のメールを頂いたのですが、再度そのログを添付して問い合わせを行ったところ、それから半年間音沙汰なしです。結局良く分かってないのでしょう。このことから永続的に接続が保たれる必要のあるサーバ設置の場合、BB.excite. のBフレッツ・ベーシック固定IP接続サービスはお勧めできません。

 しかしながら、BB.excite. のBフレッツ・ベーシック固定IP接続サービスの上り方向のスループットという面では一部特筆すべきものがあります。以下の MRTG モニタ記録を参照下さい。tun0 デバイス ppp のオーバーヘッドを含んだ実質通信のスループットがほぼ理論限界で10分間維持可能でした。


 この記録は埼玉県川口市のBフレッツ・ベーシック、BB.excite. 1000円で超光ファイバ固定IPオプション利用でのものです。この記録を見て導入を試みても利用地域やその回線、収容局、接続に使用する機器などの関係でここに示したパフォーマンスが得られない場合がありますので、くれぐれも判断は各自の責任において行って下さい。

 なお、当方は BB.excite. とは全く無関係の素人です。利害関係は一切ありません。よって BB.excite. の提供するサービスを否定も肯定もしますが、実際に感じた通り、思った通りに何のフィルタもかけずそのまま発言しております。御了承下さいませ(__)ペコッ

 という訳で、Bフレッツベーシック・固定IPで利用している BB.excite. の回線はそのままでいいのですが、私の手元のニューファミリータイプでの BB.excite. 500円コースは使い物にならないのでさっそく解約しようと思います。


7.plala もオンラインサインアップOKなんですね!

 plala は他のプロバイダからの乗換えの場合は2ヶ月間、月額基本料金が無料になります。私はこれをうっかり見落として普通に契約しちゃって損してしまいました(汗 あら〜(^^; 皆さんはこんなウッカリはしませんよね?>ウッカリ同志募集中

 plala のオンラインサインアップは簡単で、すぐに接続可能になります。早速、BB.excite. の時のような上りの『妙な引っ掛かり』がないか試してみました。


 上りは一気に2倍以上で『妙な引っ掛かり』は完全に解消されました。下りも10Mbpsほど向上したようです。これでやっと普通に使えます!

 それでは、引き続き調子を見ていきます。


8.ニューファミリータイプで下りに比較して上りが遅い訳

 NTT東日本Bフレッツ・ニューファミリータイプを斬る!

 このページの後方リンクにある tada さんの掲載されている記事によれば、ニューファミリータイプは、局内で8分岐、局外で4分岐するダブル・スター・トポロジのネットワーク構成になります。利用ピーク時は最大で1/32の帯域となる計算です。また地域IP網の混雑によりそれ以下になる可能性もあります。

 さて本項の主題であるニューファミリータイプの上りが下りのそれと比較して通信速度が遅い、帯域が狭い・細い訳についてですが調べてみましたので報告します。

http://www.zdnet.co.jp/broadband/0111/19/bflets.html
http://www.rete.nu/FTTH/upload/ ニューファミリー上り速度
※リンク許可を頂くまではブラウザに URL をカット&ペーストして下さい。

 そうか。ニューファミリータイプは PON 系のサービスですね〜。それに、上記 ZDNet の記事中に『100MbpsのPON系サービスでは,ピーク100MbpsのIP伝送容量をかせぐため,下り方向に1.49マイクロメートルの波長を使う』とあります。上りに対して下りを優先した設計で、上りは大体20Mbps前後付近となる訳なんですねー。そうならそうとNTTさんも言ってくれればいいのに〜。もォ〜照れ屋さんなんだから(違

 助さん角さん、もういいでしょう〜。要するにNTT東日本Bフレッツ・ニューファミリータイプは『上下非対称帯域のサービスである』と結論付ける事ができます。勿論、具体的にNTT側がその旨を広報しない限りは堂々と正しい認識とは言えない訳ですが、最大100Mbpsと宣伝したいNTTがネガティブな部分を自ら積極的に明かすはずもありませんので、私は実際に利用してみた感触として、そう認識する事にしました。勿論、私の認識が誤っている可能性もありますので、これを読んだ皆さんは鵜呑みにしないで、独自に判断・認識して下さいです〜。(__)ペコッ

 NTT東日本Bフレッツ・ニューファミリータイプ 新キャッチコピー

 Bフレッツ!ニューファミリータイプなら月額5800円(税別)、最大下り75Mbps、上り25Mbpsの上下非対称帯域高速通信!ADSLがデジタルになって、光になって、だいぶ速くなった超豪華版!上下対称帯域通信を御希望ならベーシックタイプにしてね!高いけど(はぁと

 誤解を避けたいのでもう少し書きますが、私はニューファミリータイプという接続サービスを否定したい訳ではありません。むしろ普及に向けた努力が伺えて大歓迎なんです。ですが、できれば利用者がサービスを選択する際の材料として、もう少し情報を提供して欲しいと思うんです。ただ『最大100Mbps!』『ベストエフォート』とだけでは今回分かった上下非対称帯域である事は分かりませんでした。私なんか自作マシンでルータさせてますから、自分で行ったルータの設定がおかしいんじゃないかと小一時間悩んでしまいました。予め、そうした部分の情報が開示されていれば何も悩まず済んだかも知れません。まぁ悩むのは私の普段使わない脳味噌に多少は刺激となって逆に効能として良いとも言えますが(汗

 それと、このニューファミリータイプの上下非対称についてですが、実際に使ってみて BB.excite. の安かろう悪かろうの500円光コースがピピー(自粛規制中)なのはともかくとして、普通のサービスクオリティを提供できるプロバイダを選択すれば、実際の利用では何の支障もありませんし、ADSLから乗り換えても十分その速度を堪能できると思います。

 要は、『どう使うか』で『値段』と折り合いを付けて選択するという当然と言えば当然の事なのですが、私はニューファミリータイプが実際にどういうものなのか良く分からなかったので、今回経験した事はこの手のモノに興味のある人間として、とても有意義でした。

(2003-02-16追記)
 2003-01-28: Bフレッツニューファミリータイプ開通から1週間ちょっと経過しましたが、依然として上り方向通信の不調(不調なのか仕様なのか不明ですが)が続いていました。このままでは仲間内サーバ連合に参加する為には力不足。思いやりのある仲間内の事ですので誰からも不満は出ないのですが、私自身が不満です。納得がいきません。回線の不具合なのかBフレッツのタイプ別の仕様なのか問題を切り分ける為にもベーシックタイプにタイプ変更する事にしました。

 ニューファミリータイプからベーシックタイプのように100Mの X-ONU を使う回線タイプでは2000円の工事費で接続タイプ切替工事を行えます。またその工事はNTT側のみで宅内の工事は不要です。

 さっそくNTTのBフレッツ担当に電話で工事依頼をします。

 『Bフレッツ受付担当**です』
 『あの〜上りが遅いんでベーシックにしたいんですけど』
 『ADSLと違って上り下り非対称という事ではないんですが・・』
 『あ〜下りの光の波長が1.49μmかどうか.とかって知ってます?』
 『すみません、そういった技術的な内容は・・』
 『あ〜じゃぁいいです。とにかく変更工事の申請で担当者に回しといて下さい』
 『はい。分かりました〜』

 Bフレッツ受付という0120フリーダイアルに掛けるとどうも116に繋がっているようで、そこから管轄のそれぞれの支社に話が通るようで、数分後に折り返しの電話が掛かってきました。

 『ブロードバンド担当**です』
 『あ〜はいはい』
 『NTTの方では特に下りだけ優先するような設定は行っていないのですが、
  プロバイダ様の方でそのような設定を行っている可能性は御座います』
 『ほっほ〜。じゃま、とにかくプロバイダとベーシックタイプの契約をしたいので、
  回線をベーシックにしておくんなませ』
 『そうですか、すぐに〜という訳にはなかなかまいりませんので、また2〜3日中に
  お電話差し上げます』
 『何分ベーシックタイプは企業様のご利用が多くポートが余っているかどうか・・・』
 『まぁとにかく、変更工事費の2000円も払うのでよろしこ〜』

 NTT埼玉支社のブロードバンド担当の方によれば、NTT側では特にニューファミリータイプの下り優先設定は行っていないそうです。『それは明確に言える事なのですね?』という当方の問いに対して断言して頂きました。勿論これは公式な発表ではありませんので御了承下さい。

 翌日、担当の方から再びお電話があり、工事予定を無理矢理ネジ込んで翌営業日に切替工事を行ってくれるとの事。担当の方に感謝。仕事のできる女の人は大好きです。

 つづく。


9.釈然としない『ニューファミリータイプ』から『ベーシックタイプ』へ変更 編

 接続タイプ切替工事当日、予定された時間通りに工事担当の方から電話があり、切替工事自体は15分程で終了。担当の方お疲れ様でした。

 ニューファミリータイプの時は何をやっても上りの通信が平均秒間800KBytes(ftp)でした。通信レート(スピード)はともかくとしても、通信時の妙な引っ掛かりや一定間隔で通信が遅延する事が何より不満でしたが、ベーシックタイプに変更後はそのような事が無くなりました。

speed.rbbtoday.com
Date: 2003/02/15(Sat) 09:49:02
  Download: 53.72Mbps
  Upload: 42.44Mbps
プロバイダ:BB.excite. 1000円で超光接続コース
端末:Windows2000 SP3 IE6 SP1
MTU:1454
RWIN:65044

 また、インターネット接続に利用している宅内LANのゲートウェイ、自作PCルータ兼サーバ上からリモートにある自身で管理しているサーバに対して ftp 送信を行ったところ、秒間5MBytesでアップロードできました。通信レート(スピード)はともかくとしても、ATA33 で 5400rpm な IDE HDD がアップアップ(BUSY-LEDつきっぱなし)なまでに延滞なく通信できる事が何より嬉しかったです。やっと納得できました。しかしちょっとディスク遅すぎ。このルータ兼サーバには PPPoE も喋らせているので仕方ないか・・・。

 自作PCルータがボトルネックとならないか、クライアント(端末)の Windows2000 環境でも ftp してみます。コマンドプロンプトから ftp を起動します。結果、おっと秒間7MBytesに通信レート(スピード)が向上。やはりルータ経由の方が通信に関わる部分で負荷分散できるので有利ですね。

 私だってたまには GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)で人並みな使い方をしたいです。財団法人インターネット協会主催「オンラインソフトウェア大賞2002」で大賞を受賞しした(2002年1月22日報道)『FFFTP』を使ってみます。手元の環境には ffftp-1.89b がインストールしてあったので早速試してみます。

 『おや!?アップロードが秒間1Mbytesで頭打ちになる!?』

 おっやーん?という事で、そう言えば以前、FFFTP のソースアーカイブをダウンロードして見た時に getput.c で『ちょっと試行錯誤してる感じ』と『小刻みに読んだり書いたりしてる感じ』だったのを思い出しました。私が気付くくらいなので既に作者の方がバージョンアップしているだろうと言う事でそのままにしてしまったのですが、後日、はにゃ〜んの師匠から情報が寄せられました。

立花えり子さまの日記

 お〜〜〜素晴らしい!既にこの問題は新しいバージョンにて吸収、解決されているようです。氏の日記で紹介されているサイトの ffftp-1.91-hack 版をお使いになると良いでしょう。

 私からの提案としては、Windows2000/XP の Send/Recieve バッファの設定(レジストリ)を変更する方法をご紹介します。この方法で設定変更を行うと、TCP/IP のプロトコル層で扱うソケットバッファ容量自体が大きくなるのでアプリケーションレベルでプログラム変更などの対処ができない場合にも有効です。

Win2k/XP ブロードバンド用ソケットバッファ設定レジストリ

 なお、このレジストリファイルは無保証です。使用した事でいかなる事象が起きても当方は一切責任を負えませんので、御注意下さいませ。

 当方の環境ではこの設定を施す事で上記したアプリケーションのボトルネック解消とIE6 などのブラウザ上での送受信についてパフォーマンスアップを確認しました。


10.ONUの電源問題

 皆さんは ONU(EX型光加入者線終端装置)の電源は付属のACアダプタをそのまま使ってますか?一般的にはそれが正しい使い方であって特別な事情が無ければそのままで問題ないのですが、私の利用環境の場合はONUからルータを兼ねるサーバを設置してある部屋まで約20m程の距離があり、サーバなどネットワーク基幹には無停電電源装置から電源供給されているのですが、これまではONUの電源供給は近場にある通常の商用電源コンセントから供給していた関係で、肝心のアクセスラインの根本が電源バックアップされていない状況でした。もちろん、その20m程の距離をACコードを引き回して無停電電源を供給する事は可能でしたが、素人工事で100Vを20mも引き回すのは問題があるなと思い苦悩してました。まぁ工事というか、ホームセンターで買った延長コードを廊下に投げておくのが関の山ですが、それじゃ余計に心配だし見た目も悪いですしね・・・。

 そんな時に見つけたのが PoE(PowerOverEthernet) という規格です。イーサネットケーブル(LANケーブル)に電源を通すというものです。これを用いればONUへの配線はイーサネットケーブル1本で良くなります。20mのイーサネットケーブルは既に敷設済みだし、配線の本数が増える事もないので見た目もスマート。これは至れり尽せりではないですか!という訳で早速使ってみました!

 いっぱいシールが貼られていて一見別のモノにも見えますがEX型ONUです。このページの上の方にある写真と見比べて頂ければACアダプタのコードがなくなっている事に気付いて頂けると思います。  PoEに用いるのがメルコ製の生産終了品WLE-POE-RとSのセット。Rのユニット内部の回路に変更を加えてONUで使用できるようにしてあります。くれぐれも変更を加えずにそのまま用いる事は避けて下さい。ONUが故障する恐れがあります。(それにコネクタも合いません)

 今回不要となったONU付属の純正ACアダプタ。6V1Aとの記載があります。ONUの消費電力は比較的少ないようです。

 ONUに貼られたシールはすぐに剥がせるものでスムースな通信ができる『おまじない』だと思って貼っています(笑)。シールの事はさておき、この PoE により配線がスッキリすると共にONUをバックアップ電源に収容する事ができました。この夏に心配される停電でも安心?と言っても大規模長時間停電ではプロバイダもダウンするかも知れませんし、どうにもなりませんが(^^;

 私の利用環境のようにバックアップ電源に収容する目的以外でもこの PoE は便利に使えると思います。例えば、電源の無い玄関などにONUを設置しなければならない場合などにも、イーサネットケーブル1本で電源も通信経路も確保できます。

 今回私の使用例と同じように使いたい方の為に WLE-POE-R と WLE-POE-S のセットを9セット('03/07/07 20:00現在)ご用意しました。ご入用の方はお気軽にお申し込み下さい。

 WLE-POE-R / WLE-POE-S セット販売 合計定価11600円のところ
 新品未使用バルク 6809円(消費税不要)
 ※EX型ONUで使用する為の仕様変更工賃サービス

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 在庫限りですのでお早めにどうぞ。


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 アメリカのネットバブルに乗って一時は月のギャラが***万に到達するもすぐさまアメリカバブル崩壊。毎週の様に趣味のPCに過剰投資していて貯蓄ゼロというよりマイナス。他人に言われるまでもなく馬鹿です(哀 ひたすら自己満足を追及する永遠の17歳。

 現在、遠隔地にBフレッツベーシック接タイプ続のネットワークを1系統、自宅に開通したベーシックタイプ接続を1系統管理。個人や小規模ネットワーク構築に適したルータ兼サーバの構築が大好き。主に使用する OS は FreeBSD と Human68k。 あ、Windows も使ってますねー。

 得意科目は X68000 電源装置の修理。高圧部を素手で触ってブレーカを落とし、UPS(無停電電源)の正常動作を確認したのはここだけの秘密です。頭が悪いのはきっとその時の影響です。ラムちゃんの電撃ビリビリー。

 好きな NIC は NETGEAR FA311 激安の割に高スループット、そして安定動作。私が構築したルータは必ずと言っていいほどコレを2枚刺しにしてます。オススメですが、買い占めないでね(笑

 100BaseTX の秒間12MBytesとかの転送速度を見て『SCSIかよ』と思ってしまう、本当は永遠の独身を貫く30歳(寂 爆笑


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